訪問介護1回の時間は介護認定で異なる

一般的な訪問介護事業所の営業時間は8～19時の間です。訪問介護は、この営業時間内でサービスを行います。

介護認定の段階に応じて受けられる上限時間は異なりますが、訪問介護は1回最大90分と定められております。

また、訪問介護はケアプランに沿ったスケジュールが組まれるため、急遽追加で介護をするといった対応ができません。

ケアプランの組み合わせの段階でどのようなサービスを行うかでプランされた時間が異なります。

要介護4の場合、要介護認定等基準時間は「90分以上110分未満程度」が設定されており、要介護5では「110分以上」に設定されております。

原則として訪問介護のヘルパーには2時間ルールというものが存在します。これは、一日に2回以上の訪問介護サービスを利用する場合は、サービスの時間間隔を2時間以上空ける必要があるというものです。

2時間ルールの背景には、訪問介護サービスの予定を1日のなかに過度に詰め込むことを防ぐことがあります。また2時間以上空いていない場合は、2つのサービスを一度のサービスと見なす規定もあります。