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介護タクシーに乗ろう

更新日2022.08.25

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介護タクシーとは
身体の不自由な高齢者や障がい者が、寝台や車イスのまま乗車できるタクシーのこと

高齢者や認知症患者など、介護を必要としている方が不安なく移動できることを目的としています。
介護タクシーは、ホームヘルパー2級以上の方が運転します。
病院への送迎などの際に、ベッドから車までの乗車をサポートし、目的地までの移動から降車後の移動もサポートします。
また、介護保険適用のタクシーを「介護保険タクシー」と言います。同じ介護タクシーですが、対象者や内容が異なりますのでご利用の際は確認するようにしましょう。

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▼利用できる条件
  介護タクシー 介護保険タクシー
利用対象
  • 要介護認定、要支援認定を受けている方
  • 障がいなどで電車やバスなどの公共機関が一人で利用できない方
  • 要介護認定の方(要支援認定の方は利用できません)
利用目的
  • 行先の制限はありません
  • 病院や診療所などへの通院
  • 役所や銀行などの公的機関
  • 選挙の投票
  • 介護施設への移動や生活必需品などの買い物
サービス内容
  • 乗降時の介護サポート・必要に応じて介護用品をレンタルすることができます
  • 乗降時の介護サポート
  • 必要に応じて介護用品をレンタルすることができます
利用準備
  • 介護タクシー会社へ直接連絡し、前日までに予約をする
  • 会社によっては予約なしでも利用できるところがあります(空車次第)
  • 担当のケアマネージャーに相談する
  • ケアマネージャーがケアプランを作成する
  • ケアマネージャーがタクシー会社へ依頼する
  • 訪問介護契約を結び、利用開始
利用料金
  • 移動先までの料金と介助料金が発生します(業者によっては時間毎料金の場合もあります)
  • 移動先までの料金と介護保険サービス料が発生します(移動料金は保険対象外です)

介護タクシーと介護保険タクシーは初乗り料金が異なります。また地域や業者によっても違いますので、予め介護タクシー会社に確認しておきましょう。

▼一般のタクシーや福祉タクシーとの違い

一般のタクシーの場合は、利用者を目的地まで送ることを目的としています。ドライバーは介護資格を持っておりませんので、介護のサポートや車イスのままでの乗車はできません。
一方福祉タクシーの場合は、身体に傷害のある人の車イスでの移動をサービスする事が目的です。ただしドライバーは必ずしも介護資格を持っているとは限りません。あくまで車イスのまま目的地まで送ることを目的としています。

一般のタクシーにしても福祉タクシーにしても、介護目的ではありませんので保険は適用外となります。 それぞれ目的や用途により使い分けましょう。

全国の介護タクシー協会に登録している
事業者に配車手配をする場合はこちら

▼現在の介護タクシーと今後の将来性

全国の高齢者(65歳以上)は平成28年9月時点でおよそ3500万人おり、全体の約27%を占めてます。 高齢者の人数は年々増えており、介護タクシーの数もこれに比例しています。
車イスや寝台を移送できる車両は10年前に比べ、1.5倍もの台数が増えました。

介護タクシーの台数は増えておりますが、一般のタクシーに比べると依然少なく、対応できる専用の乗降場も十分ではありません。過疎地においてはバスや電車の本数も少なく、車イスのまま乗車できる介護タクシーへの期待は高まる一方です。また、都心部においても往診に訪れる先生の数が足りず、通院しなければならない高齢者も多々おります。そのような中で介護タクシーは非常に大きな存在と言えるでしょう。

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