介護ロボットの種類

▼ 介護ロボットとは
介護の仕事を支援したり、介護者が自立できるようにサポートしたり、メンタルケアができる機械のこと

介護職は、年を追うごとに規模を拡大していかなければなりません。介護で働く環境の整備が急務となっております。
国が力を入れて取り組み進めているのが、介護ロボットです。

介護ロボットの役割は、介護職員の支援です。介護現場で起こっている人手不足の問題を軽減するために、日々開発が進められております。

▼ 介護ロボットの種類

介護ロボットは、大きく区別すると3種類にわけることができます。

介護支援型は、主に介護職員の身体的な部分に焦点をあて、支援します。

コミュニティー・セキュリティー型は、介護職員の目の届きにくいところをサポートしたり、入居者の心を癒す効果を目的としています。

自立支援型は、入居者が自立して生活が行えるようにサポートします。利用者が身体に装着して、体の一部を動かすだけで自分で歩いたり、食事をすることなどを補助します。

▼ 介護ロボットのメリットとデメリット

介護ロボットは、導入した施設への補助金もあり、多くの介護施設で見られるようになりました。
しかし、導入されたからといって、全てをサポートできるわけではありません。メリットもあれば、デメリットもあります。

メリット
  • 時間を効率的に使うことができる
  • 身体的な負担が減る
  • 精神的な負担が減る
  • 人件費を削減できる
  • 安全性の向上につながる
デメリット
  • 導入するための初期費用が高い
  • 設置または保管場所を要してしまう
  • 操作方法など難しい場合がある
  • 施設ニーズに合わない場合がある
  • あくまで介護は人の手で行うべきである

介護ロボットの導入には、入居者と介護職員の相互理解が重要です。十分な説明がなければ、入居者は不安になり、不満へとつながる場合があります。


今後の介護ロボットの需要は、ますます増えていくでしょう。いま抱えている介護ロボットの問題点や改善すべき制度など、一刻も早く修正する必要があります。そして私たちの介護ロボットへの理解も、深めていかなくてはならないでしょう。