リタイアメント・コミュニティ
退職後の高齢者が生き生きと暮らせる街、『リタイアメントコミュニティ』と呼ばれる地域を作る取り組みが、米国では1960年代より始まっています。
最初は、気候が温暖なアリゾナのサンシティに作られました。その区域では高齢者のみが入居可能で、ゴルフ三昧の生活が満喫でき、これまで成功を収めてきました。
しかし最近では認知症などの予防から、生涯学習を主体とする大学の近くに設置され、大学のカリキュラムや各種プログラムと連携しているリタイアメントコミュニティが増えてきています。今や大学は退職後の充実した生活を提供してくれる場として捉えられています。
高齢者は授業を受講するばかりでなく大学での講義や学生指導にあたることで、頭を活性化させ、仕事に代わるモチベーションや、刺激を受けられることによって充足感を得ているようです。
このような場所にいらっしゃる高齢者は、趣味や学問にいそしみ、自分の未来に向かって生きています。
日本でも将来、自立した元気な高齢者のためのコミュニティが出来て、シニアを弱者としてではなく若者などとの世代交流を通じてお互いに認め合う、充実した日々が送れることのできる社会が実現することでしょう。





